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【エレコム】VK310(VK210)レビュー!コスパ最強国産デバイス
初心者A
・エレコムでゲーミングキーボードってあまり聞かないけどどうなの?
・VK310と210はどっちがおすすめ?違いを知りたい
エレコムが本気を出して作ったゲーミングデバイスVCUSTOMシリーズのVK310(VK210)を入手したので辛口レビューを行なっていきます。
VK310(VK210)は2022年9月にリリースされ、VCUSTOMシリーズのキーボード第一弾として発売が開始されました。
VK310(VK210)の特徴はとてもコスパがよく、プロ選手の使用歴もあるため競技シーンでも通用するゲーミングキーボードとなっています。
この記事の目次
【結論】【エレコム】VK310(VK210)レビュー!コスパ最強国産デバイス
先にレビューの結論から書きますが、VK310は定価での評価は微妙と言えます。
しかし2023年10月現在だと45%割引されており軸により値段は変わりますが8,000~9000円代で購入できるため、この価格で考えるとコスパ最強と言えるメカニカルキーボードです。
後ほど詳しく解説しますが、RGBを搭載していないモデルだと更に価格が安くなり6,000~7,000円代で購入可能です。
価格が安いだけだと中国産のメカニカルキーボードもありますが、ビルドクオリティや保証内容、付属品を考えると断然VK310(VK210)が優れているので、上記価格帯でゲーミングキーボードを検討している方には必ず選択肢に入るキーボードと言えます。
VK310(VK210)のスペック
サイズ | 14.26 x 36.61 x 3.73cm |
重量 | 1.25kg |
キーボードの種類 | メカニカルキーボード |
販売軸 | 銀軸、茶軸、青軸 |
接続方法 | 有線 |
VK310(VK210)の外箱開封と外観
まずはVK310(VK210)の外観からみていきましょう。
外箱を開けると左上部にキーキャップとキーキャッププラー、右上部にUSBケーブルが収納されています。
キーボードが入っている裏面にはグリップシートとクリーニングクロス、VCUSTOMのステッカーが入っています。
この価格でここまでの付属品がついているのは珍しく、付属品一つ一つのクオリティも高いです。
この写真だけではキーボードや付属品のクオリティが伝わらないと思いますので、それぞれを詳しく見ていきましょう。
まずはキーボードの外観を表面と裏面、側面の三つに分けて見ていきます。
VK310(VK210)の表面
表面のキーボードフレームとキーキャップは共に艶消し加工がされており、シンプルなキーボードとなっています。
キーに関してはかな印刷はないですが、日本語配列で特殊な配置はないため特に違和感は感じませんでした。
見た目に関してもアルファベットのみの印刷の方が、艶消し加工とあいまってボディが引き締まって見えます。
サイズ比較として同じテンキーレスタイプのG PRO Xキーボードを並べてみました。
VK310の特徴として日本語配列のキーボードですが、スペースバーが長いことが特徴です。
GPRO Xキーボード: 15.3 x 36.1 x 3.4cm
VK310: 14.26 x 36.61 x 3.73cm
VK310は特殊なキーは配置されておらず、シンプルなテンキーレスタイプの大きさと言えます。
VK310(VK210)の裏面
裏面も表面同様に艶消し加工がされています。
滑り止めは細いゴム材で4箇所ですが、重量感があるためタイピングやゲームプレイ時のぐらつきは一切ありませんでした。
チルトスタンドは1段階の開閉タイプでゴム材がしっかり使われているので、開閉どちらの状態でも安定してゲームをプレイできます。
VK310(VK210)の側面
キーボードの側面は表裏と違って鏡面加工になっているため、使っていくと指紋がつきやすいと感じました。
また表裏は写真で見た通り艶消しですが、側面だけ鏡面のため統一感があまり感じられませんでした。
これはよく比較されるGPRO Xキーボードも同様ですが、シンプルなキーボードなだけに違和感が感じられるので少し残念なポイントと言えます。
キーボード正面の側面にはエレコムゲーミングのロゴがあしらわれています。
キーボードの背面の側面右側(F12キーとプリントスクリーンキーの間)には接続用のUSB-Cケーブル端子があります。
キーボード側面に厚みがあり、チルトの高さが1.7cmほどあるため、チルトを立てた状態だと結構な角度がついています。
GPRO Xキーボード(チルトスタンド2段目を立てて一番高さが出る状態)と比較しても人差し指一本ぐらい高さが違います。
そのため気になる方はリストレストを使ったほうが良さそうと感じました。
VK310(VK210)の付属品
付属品はキーキャップとキーキャッププラー、接続用USB-Cケーブル、グリップシートとクリーニングクロス、VCUSTOMのステッカーの6点です。
接続用のケーブルは手触りがよく、柔らかいパラコード(編み込み)ケーブルです。
またケーブルを止めるケーブルバンドはゴム製で移動が可能なので手早くケーブルをまとめることができます。
グリップシートに関してはVCUSTOMとELECOMのロゴが入ったシートになっています。
後ほどキーキャップに関して別で解説しますが、 特段滑りやすい訳ではないのでグリップシートを貼るのであればゲームプレイ時によく使うWASDやCTRキー、SHIFTキーなど一部のキーのみで十分かと思います。
VK310(VK210)のライティング(VK310とVK210の違い)
VK310とVK210の違いはズバリLEDのバックライトが搭載されているかどうかの違いです。
VK310はLEDのバックライトが搭載されているため1677万色のRGBライティングが可能です。
VK210はバックライト非搭載のため、光ることはありませんが2000円ほど価格が安くなります。
ライティングを使用した感想としては、ギラギラと光るわけではなく結構控えめな光り方をします。
暗い所ではそれなりに光りますが、明るい場所ではほぼ見えないのでLED目当てで買うと微妙と感じてしまう可能性が高いです。
キーキャップ、軸、打感について
ダブルインジェクション方式のPBTキーキャップ
VK310はPBTのキーキャップを採用しています。
PBTの特徴としてコストが高い反面、キーキャップのプリントや塗装剥げにとてもつよい性質を持ちます。
さらにベースの黒と文字部分の灰色を別々のプラスチック材料でかみ合わせているダブルインジェクション方式なのでPBTの中でもキープリントはかなり消耗し難く、耐摩耗性能が高いと言えます。
軸は3種類
VK310の使用軸は透明部分でとても見にくいですが、LonghuaとプリントされているためKailh社製のものを採用しています。
VK310/210は3種類の軸が販売されています。
おすすめは銀軸か茶軸のどちらかになります。
APEXやVALORANTなどをメインにプレイしていて普段ゲーム以外で文章を打つことが少ないのであれば銀軸。
ゲームプレイそこそこに、ゲーム以外で文章を打つこともあるのであれば茶軸がおすすめです。
青軸はVC中にかなり大きいタイピング音が入るので基本選択肢から外れますが、ソロメインの場合やカチカチ音を全力で楽しみたい方であれば青軸がおすすめです。
軸名 | 軸の特徴・デメリット | 動作圧 | 作動点 | キーストローク |
銀軸(S: スピードリニア) | 反応速度が早く、FPSやMOBAなど1秒を争うゲーム向け ※反応速度が早い分誤タッチが多くなる | 45g | 1.4mm | 3.5mm |
茶軸(T: タクタイル) | 銀軸と青軸の中間、ほどよい打感音と手応えが欲しい方向け | 50g | 1.9mm | 4.0mm |
青軸(C: クリッキー) | カチカチっとした打感が楽しく、打鍵音が好きな方向け ※打鍵音が大きくVC中にタイピング音が入ってしまう | 50g | 1.9mm | 4.0mm |
軸の種類の頭文字がVK310の後に来るので購入するときは確認しましょう。(例: VK310Tは茶軸)
打感と打鍵音
打感の前に軽くキートップに触れておきます。
キートップはサラサラしていますが滑りにくいです。
一般的にキーキャップはU字にくぼんでいますが、VK310は文字上あたりから端にかけて少し高くなっているのが特徴です。
上記の特徴があり僕は茶軸を購入したため誤入力は起きにくく、ゲームプレイ中に誤入力することはほとんどありませんでした。
万が一誤入力が頻繁に起きる場合は、誤入力が起きやすいキーの付近に付属していたグリップテープを張っていくことで改善していきます。
打感
打感に関しては、僕が購入した茶軸の打感になります。
まずキータッチに関してですが、ほどよい重みがあり誤入力はほとんど出ることはないです。
カタカタという打鍵音が鳴りながらちょうどいいクリック感があるのでゲームプレイ、通常使用どちらも快適に行うことができると感じました。
またVK310の特徴である長いスペースバーですが、スタビライザーでしっかりとグラつきが対策されていてこちらも打感は安定していました。
VK310(VK210)のソフトウェア
ELECOM GAMINGのソフトウェアはEG Tool(ELECOM GAMING Tool)というツールで割当を行うことができます。
ソフトを立ち上げてデバイスをつなげるだけで、自動で認識してくれますのでユーザーの手間はありません。
おおまかな機能としては
- キー設定
- ゲーミングモード
- ライティング
の3つの機能になります。
注意点としてマクロ機能はないため、複数キーの割り当てやマクロなどをおこなうことはできません。
そのため動画編集ソフトや画像編集ソフトなどで同時押しキーを割り当てたい場合などは不可になるため注意が必要です。
キー設定
キー設定はキーバインドのことで、特定のキーに任意の入力したキーを割り当てることができる機能です。
その外にも特定のキーをゲーミングモードキーやライティングキーにわりあてることもできます。
ゲーミングモード
ゲーミングモードはゲーミングモードに設定したキーを押した際に、無効化するキーを選択できます。
よくあるのはWindowsキーやSHIFT+TABキーなど、ゲーム中に押してしまうと裏画面に行ってしまうのを防ぐことができます。
ライティング
ライティングはライティングをONにした際の光り方や速度を編集することができます。
【まとめ】【エレコム】VK310(VK210)レビュー
VK310(VK210)のレビューをまとめると、定価で購入を考えると他のゲーミングキーボードが入ってくるため、購入するメリットは薄いと感じました。
しかし現在の価格であれば、予算が1万円以内でテンキーレスタイプのゲーミングキーボードを探している方に特におすすめできる内容となっています。
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